独身30代サラリーマンのアニゲー記

精神的子供部屋おじさんの日常

SEKIROという神ゲー

ものすごく今更ながら、5月にSEKIROをクリアしました。GW後半購入してからは、ずーっとPS4のコントローラを握り締めてた。持つというよりは握り締めてた。

 

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いわゆる死にゲーというジャンル。自分は過去に同じくフロムソフトウェアから発売されたデモンズソウルを途中で挫折していたので、発売当初は見送っていた。

 

ある日友人から、「SEKIRO面白いからやってみ」といわれたのが購入のきっかけ。外出自粛でヒマだったので怖いもの見たさで買ってみることに。

 

そしてプレイ開始後、数分で雑魚敵に殺される。あー、やっぱりフロムのゲームは難しいな、とそのとき思った。そしてクリアは半分諦めた。自分には難しすぎる。

 

プレイ開始から3時間経過、道中で何度も雑魚敵に囲まれて殺される。何度も何度も。

 

プレイ開始から2日目、同じボスに1時間以上挑み続ける。

 

ここが大きな転換点。ボスの名は「葦名弦一郎」

こいつが本当に強い。勝てない。見分けづらいガード不可能攻撃、多彩な攻撃パターン、体力ゲージが実質3本(3回倒さないといけない)。いろんなサイトで初心者の壁として紹介されているだけはある。

 

手に汗をびっしょりかきながら、なんとか倒したときは思わず声が出た。こんなの何年ぶりだろうか。なぜか息切れもしてた。頭から湯気も出ていたかもしれない。

 

弦一郎との戦いでプレイヤースキルがめきめきと上昇したことで、雑魚敵や中ボスにあまり苦戦しなくなる。ネテロが正拳突きをしてて日が暮れなかったことに気づくのと同じ感覚。完全に羽化する。たまに強い中ボスいたけど、繰り返せば勝てるだろうなという確信が持てるようになってた。(実際、めっちゃ死んだけど勝てなくはなかった)

 

このゲームの良いところはまさにここ。桜木が「オレ、なんか上手くなってきた」って笑顔で言ってたけど、まさにこれ。上手くなると楽しいのだ。

レベル上げでもなく、装備強化でもなく、己の技量を高めることのみでたどり着いた領域。これはゲームでもスポーツでもきっと同じ。違ったら申し訳ない。でもそれくらい、新しい世界が開けたような感覚を、弦一郎を斬ったときに得た。

 

そうなるとラスボスまで1分1秒を惜しんでプレイしていた。本当におもしろかった。記念にトロフィーコンプしたくて3周してしまうほどに。

 

よくアクション苦手な人には死にゲーは薦められないって言うけど、どうかこの感覚を初心者の人にも味わって欲しい。SEKIROは理不尽さが少ないゲームだと思うので、繰り返していれば絶対勝てるはずだし、何なら攻略動画を見れば勝率は跳ね上がる。名作なのでいろんな猛者がプレイ動画あげているのでそれさえ見れば安心安全。(僕も2週目は上級騎士なるにぃさんの動画を参考にした)

 

こんな神ゲーをプレイしないのはもったいないので、ゲームが好きな人は一度でもいいからプレイしてみて欲しい。そう思えるゲームに出会えて僕は幸せ。